個展「日々のもの」

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2016年7月2日〜10日まで行わせてもらった個展「SORA EXHIBITION#14 日々のもの」無事終了しました。

5年ぶりなだけに、さらにいままでやってきたゆかたたちがないだけに、本当に人が来てくれるのかな、と不安に思いつつも、いつもの何倍もの時間がかかって制作したり、10年以上ぶりに出稼ぎに週3出ていたり、娘の幼稚園の行事があれこれあったりと、なんだかもうわやくちゃな状態での準備期間だったため、FacebookをみてくれているだろうかたがたにはDM出すのをさぼったり(スミマセン)気づけばメールレターすら出せてなかったような、そもそもの宣伝がここや、Facebook、Twitterと、お店に置いてもらったDMくらいという状況だったため、始まる前につれどんどん不安になってたのですが。
(そして娘とも離れないとだめで、泣いて実家に連れて行かれる娘に、搬入の日の夕方からは本気で号泣しながら作業していたという...今ならば笑えるのだけども)

蓋を開ければ、本当にたくさんのかたがたに来ていただいて、懐かしいお顔を拝見出来たり、今回はじめて「その場に居れない日」というのがあったのでお会い出来なかったけど観に来てくれたかたがたがいてくれたり、はじめましてだけど「昨日は時間がなかったけど気になったから」と次の日に来てくれた人がいたりと、本当にうれしい時間をたくさんいただきました。

この5年間で結婚出産育児と目まぐるしく自分自身の環境が代わり、待機児童激戦区な場所に住んでいるため、一時保育しか使えなくていただいたお仕事のみをこなすのが精一杯だった期間を経て、やっぱり私こういうのが好きなんだなあと、改めてしみじみしました。
体力的には今までかつてないほどかなりきつかったけど、はじめて個展したときくらい、ドキドキしながら、「うれしい」を感じれていたような気がします。
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今回一番たくさん作った刺繍のミニバッグ。
会社仕事をはじめてみて、ランチに行くときとかに、大きな鞄を持っていくのも狭いし、かといってお財布だけ持っていくのが苦手で、そういえば昔小さい長財布と携帯くらいが入る鞄を持っていて便利だったなあと思い出して作りました。今だと、家にいるときにお迎えに出るときとかにも重宝しそうだなと。
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今回のポイントになったのが紫陽花とこの丸いお花とツバメさん。
ベースは描きやすそう!と購入した帆布のトートなのですが、直に刺繍するとバカみたいに固くて、最終的にペンチで針を引き抜きながら刺したもの。絵面的にはおかしいけれど、固いものに刺すときにはペンチ重宝しました。
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ゆかたのコトコ時代に作ってもらった扇子があって、これがあったから短期間だったけど、この時期の開催だったのでした。おかげさまであと残すところ5点のみとなりました。ありがたいなあ。
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ギャルソンエプロン。
トルソーを持っていくのをしなかったため、畳んで置くしかなくてこれは今回の残念事項。
トルソー、やっぱり必要。
でも、気になって、と次の日来てくれた方のもとへ、白い紫陽花がお嫁に行ってくれました。
選ばせてもらったときに、どうしてこれを選んだの?と聞かれて「笑顔が好みだったからです!」とおもわずトンチンカンなことを答えて笑われてしまったけど、一目ぼれレベルでええ顔で笑いはる方だったのです。
それがなんだか白い紫陽花似合いはるなあと。
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すごく刺しにくくて四苦八苦した正絹や絽の半襟。
やっぱり絽が人気でした。
クッションカバーは、お仕事でメーカーさんのものをデザインさせていただいたもの。
普段は自社サイトで販売されています。
33柄3配色の99種類作りました。(まだ全柄は出てないのですが)
こちらから購入いただけます。
わてりあ
http://www.yukatamusubi.com/SHOP/221577/1026704/list.html
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真夜中の2時に作業途中でミシンが壊れてしまい、途方に暮れておもわず買ってしまった(今ならではだなあとしみじみ思ったのですが)新しいミシンがあまりに快適すぎて手をだした日傘。
まずもって「本当に日傘が作れた!!」と自分がびっくりしたという...
でもはじめて作った日傘はうれしくてうれしくて、描いて留めにツバメさんのクルミボタンを付けた思い入れのあるものに。
おかげさまで2本ともお嫁にいって、さらにオーダーまでいただいてしまいました。
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切絵をスキャンしたものをカードやレターセットにしました。
また、今回はじめてだったワークショップのお手本で作ったクルミボタンを、終了後販売にだしてみたら、大きいお花のタイプやツバメさんたちが、なくなったからと作り足しても、足したさきから売れてくれたのもうれしかったのでした。
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そう。今回はうまれてはじめてのワークショップを。
10名の定員で、10名の申し込みをいただいて、一人は参加してくださった方の息子くんが予定が入ってしまい欠席だったそうなのですが、後日来てくれた時に泣いて悔しがってくれたことを聞いて、笑ってしまいつつもすごくうれしかったのでした。
慣れないことだったので、時間配分を欲張ったがゆえに間違えてしまい、最終的にポイントだけはお伝えして、メインのクルミボタンは、備品のはずだった刺繍針と消えるチャコペンをお土産に宿題になってしまったのですが、みなさんたのしかったと言ってくれはったので、ほっとしたのでした。
あたふたとした先生役でしたが、楽しかったなあ。
お土産をお渡しできたことで、思わぬことでしたが、おうちでもつくるきっかけにはなれたようで、怪我の功名といいますか、ではありますが、今後も楽しんでもらえたらいいなあと思います。
ワークショップ、またやりたいなあ。
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そして5年ぶりということは、それだけの時間が等しく流れたわけで。
子連れで来てくれたり、環境が変わったことを教えてくれはったり、みなさんの変化を知れたこともうれしかったことでした。
娘は幼稚園に通うようになり、予想通りクラスでも一番背が高いらしく大きな方なのですが、それだけにしっかりするのも早かったのです。まだまだふわふわの赤ちゃんな子も居て、それはもう目尻が下がりっぱなしだったのでした。
そして子供って、小さくても女の子は女の子なのだなと思ったのが、よちよち歩くくらいの女の子なのに、おもしろくなってしまうほど食い気味にみてくれたあげく、この靴が欲しいと手描きの靴をさし、まだ大きいよと言われたら文字通り地団駄を踏んでイヤイヤしれくれたのをみて、ちょっと感動してみたり。

ベースになるものを送ってもらって「これに描いて」みたいなことも出来たら面白いのかもなあと思ったりしました。そしたらサイズが合ったものが出来るしなあ。
「描く」のを販売する、というのはありなのかなあ。

居れない時間があった分、なんだか本当にあっという間の個展期間でしたが、本当に改めて、作るのも、それをみてもらうのも、私にとってはすごくうれしいことなのだなあとしみじみしました。
そして、続ける、というのは、思っていた以上に大切なことなのだなとも。

ペースは落ちるかもしれませんが、これからも楽しんで作っていけたらと思います。
来てくださった方々、来れなかったけど気にかけていただいた方々、本当にありがとうございました!

今ある在庫、どうしようかなとちょっと考えています。
今回のもの、でまとめて、通販の形に出来る方がいいのか、神楽坂にいけたら...とも考えてみて、いただいたオーダーがあるからどうしたものかと思いつつ、行きたい欲がむくむくしつつ....考えます。
by webkuan | 2016-07-13 07:15 | ■展示

浴衣ブランド「コトコ」デザイナー。和を描く「空」の、日々感じた事や、お知らせなど。


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