カテゴリ:■伝統文化( 1 )

■剣鉾のこと

剣鉾って知っていますか?
簡単に言うと、「祇園祭の山鉾の原型になったもの」だそうな。
私がこれを知ったのは、今年の粟田神社の粟田祭
10/7の秋晴れの日、三条通り沿いに、この剣鉾がたくさん飾ってあるとの事で、見て来ました。
d0051613_2575483.jpg
写真の真ん中に立っている長いのが、剣鉾。剣が上にささっていて、その下に、その名前にちなんだ飾りがなされています。
d0051613_31279.jpg
私が見たのはこのお祭りの始まり部分。夜の神社ってあまり行った事がないのだけども、その厳かさにドキドキしました。
本当は、次の日の巡行がメインらしいのだけども、その日は仕事で行けず。
で、実はこのお祭りを再興しはった粟田神社剣鉾奉賛会の方々と、少し関わる事が出来そうで、本日はその顔合わせに、練習されているところにお邪魔して来たのでした。
着くと、その日はどちらかというと片付けの日だったらしく、実物をみせてもらったり、話を聞きつつ、神社でのプチ打ち上げに参加させてもらったり。
でも、どんな風にするのかを知らなかった私。
一人が足の型の練習を見せてくれてたところ、じゃあ、みたいな感じで実際やってみせてくれることに!
d0051613_38183.jpg
左足を蹴る感じでピョン!とのびる事で、剣鉾の上、剣部分を前後に「招く」ように動かしつつ、その下の鈴を八の字に移動させつつ鳴らします。
足の型練習だけでも、いつも使わない筋肉を使う動作に足がガクガク。
実際、巡行をされている人の太ももは左右で太さが違う!
d0051613_394248.jpg
剣鉾は縦に長いものなので、これを腰に結わえて固定します。
一番重要な部分はなめす前の革なんだそう。わんこのガムそっくり!って言ってたら、それと同じ物だって。すごく堅いのだけど、水にぬれると柔らかくなっちゃうそうな。

基本会の人たちの手作りだそうなのだけども、
d0051613_311569.jpg
本体の帆布部分は一澤帆布製。前の代のときのものらしいのだけども、織ネームの裏には
d0051613_3121244.jpg
ちゃんと特製だってわかる印も☆
d0051613_3125123.jpg
夕暮れ時、特別コレを付けて剣鉾を持たせてもらったのだけど、縦に重力が掛かるから、本当に重い!!!
あれを支えてしならせながらの巡行は、実際は足元はわらじなんだそうで、2週間経った今もわらじの跡が足にあるらしく。
なんだか本当にすごいなぁ、と、ため息だったわけです。

まだまだ、関わり始め。どこまでできるかわからないけども、そういった伝統文化を大切に維持しつつ、何よりそれを楽しんではる姿勢が、とてもとても好ましくて。
終わってからのおつかれさま飲み会にも参加させてもらったのだけど、本当楽しくて、こういう「楽しい」が広く繋がって行くといいなあと思ったのでした。
また、カタチになったらご報告できますように。
by webkuan | 2007-10-21 23:59 | ■伝統文化

浴衣ブランド「コトコ」デザイナー。和を描く「空」の、日々感じた事や、お知らせなど。


by webkuan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31