
SORA EXHIBITION #12 'MAQTOOBA'@フラスコ(東京神楽坂)
無事終了しました。
来てくださった方々、ほんとにどうもありがとうございました!
ざっくり写真で振り返りなのです。
今回は大好きなYOKANGにコラボしてもらって、その人のサイズにお仕立て→後から手染めという初めての試み浴衣のご提案をしてました。
上の写真で壁面に飾っているのが色サンプル。

それを浴衣に染めたのがこちら。
1点目は曼珠沙華。

曼珠沙華は、コトコの1年目に作った柄。
どこで見ていただいているのか、未だに年に数回お問い合わせをいただく柄で、私自身の名刺にも曼珠沙華の柄をアレンジしたものを使ってたりする、ちょっと思い入れのある柄。

2点目は鳥と牡丹。
初試みなので、好きな物を入れこんでみた感じです。
牡丹はなんだかんだプレタで作ってもらってたときも形を変えて毎年1点作っていたし、鳥さんはなんとなくここ数年のシンボルマークみたいになっているところもあり、思い入れのあるモチーフ。

袖の所と、後ろの裾の所に2羽いはります。
こちら、仕立て込みで¥42,000。
染めをこってもらったのと、仕立て込み(仕立ててから染めてもらうので込みにしないと成立しない)ため、初回の試みとして利益度外視なのです。YOKANGのお洋服しってはる方だったら、ものすごいお得なことわかってもらえると思う。でも、どしてもやってみたかったこと。
いろいろ考えて、こちらはこちらで生きにしつつ、少しアレンジした形を京都の時には提案出来るように、ちょっと今動いています。
通販のお問い合わせをいくつかいただいているので、そちらもちょっと考えてみようかと。
仕立て込みの場合、夏までに作ることを考えると時期が限られて来るのですが、ご興味ある方、メールにて一度お問い合わせくださいませ。
(HPにアップする余裕が現状ないので、個別で対応させていただきます)

こちらは紙もののテーブル。
ポストカード、ブックカバー、お花見用のお箸セット、レターセット、ステッカー。

以前サンフランシスコに遊びに行った時に、質感や形を気に入ってしまった封筒。
efishのオーナーさんが帰国される時にお願いして買って来てもらったものを使っていて、便箋もそれように今回は印刷に出したのだけど(下のラインで二つ折り→ライン部分を蓋のようにすると、ライン部分に宛名を書く所を作っているので、それだけでも成立するようになっているし、封筒と使う場合は封を開けると宛名が見えるようになっている)作ったとに、無地だとなんだか寂しい事に気付いて、消しゴム判子でひとつひとつ柄を押してます。
乾きにくい紙質なだけに、間に合うかものすごくどきどきだったのでした。

ブックカバーは和紙にプリント。
ポストカードはプリントに膠で金彩。
どちらも春色。

17日から大丸さんで販売してもらっている鞄のサンプルもつれてきました。買って来てくれた人とか、じゃあ帰りに寄って行きます、とか、うれしい反応たくさんいただいて、やってよかったなー!と。横型が人気みたい。横型、なのだろうか?鳥さん、なのだろうか??個人的にはお花も好きなんだけど。

その他、今回も着物と帯も連れてってみました。京都展にも連れて行きますよー

そして今回準備が本気で大変だった兵児帯。
自分で縫って染めました。あんなにまっすぐ縫うのが大変だとは思わなかった。。。!!
ダブルガーゼなので、二つ折りにしてこの時期ストールとしても使ってもらえますよ。
(でもダブルガーゼだから余計に縫いにくかったらしい。好きなんやもん。しょうがない)
ちなみに、今回雑貨がなかったのでがんばって作った兵児帯なんですが、今までのコトコも少し在庫があるらしく、京都展ではそちらも持って行こうと思います。
東京展の前になぜ聞いてみなかったのか、ものすごく後悔したことは言うまでもないんですけどね。。。

そして今回のある意味目玉(?)のライブ。
ライブはとっても楽しみだったのに、人生初ライブペインティングってのがもう。ね。静かに静かに動揺していたのに、だれにも気付いてもらえませんでした。。。

普段から大きな絵を描いているわけではないので、自分らしいものをやろう、ということで、シャツワンピに絵を描きました。ライブしてくれたマキさんのイメージで、大きな牡丹の柄を。
実は予想していたよりもどんどん大きくなっていって一人背を向けつつあわあわしてたのでした。

こんな感じ。

着てライブしてくれたよ。えらい馴染んでくれてたんがおもしろかった。

ぱんごはんさんと、テトラ珈琲さん。
なんとなく遠慮してしまったけど、残ってたスコーンを買わせてもらったらおいしくて、もっと積極的に買いにいったらよかったー!と後から思ったのでした。テトラ珈琲さんのサングリアで気持ちを落ち着けてたらえらい赤くなって来てしまったのは内緒なのです。

ほんと、満席だったのですよね。ありがたいことです。
おもしろいくらい間の手入れてくれる人や、知った顔がちらほらしてくれてたことや、何よりマキさんやイシイさんが、失敗しても自分たちがなんとかするからって言うてくれてたのが力強かったのです。
会場の配置変更をほんとにテキパキこなしてくれたオーナーの貞さんにもほんとにお世話になりました。(いや、ライブのことだけじゃなく、ほんとに貞さんには頭が上がらないのでした)
私は1人でやっているけど、1人で成立しているわけじゃないこと、ほんとに展示すると改めて感じます。今回もほんとにたくさん友達や周りの人が手伝ってくれました。
えっちゃん、周子さん、せいこちゃん、エンディさん、こうじさん、おりえ、貞さん、チュウさん、マキさん、イシイさん、ぱんごはんさん、テトラ珈琲さん、あきさん、さこちゃん、たまちゃん、もんどさん、そして来てくれたみなさん、ほんとにありがとうございます!
ほんとにこの時期に浴衣ってどうなんやろう??と思った部分もあったのだけど(実際たぶん早かったと思う。ものすごく寒かったし!)おかげで見えて来た部分も在るし、ほんとにおもしろい出会いもたくさんあったし、やっぱり「動く」ことって大切なのだなと改めて思いました。
あったかくなってきたしね。
桜も咲いたし、寒くなるまで、たくさんがんばって動こうと思います。
いろいろ、始まる事も見てもらえる事も出てきそうなので、またお知らせしますね。
ゆかたご注文くださいました皆様、夏前にはお届けする予定です。もうしばらくお待ち下さいね。
(そしていろいろとご協力くださって、ほんとにありがとうございました!!)
まずは明日、3/31(水)の日経新聞の夕刊!
なんと今回の個展に、最近たぶん一番たくさん読んでいる小説の作者さんである朝倉かすみさんが来てくれて、はじめての着物を購入くださったこと、コラムで書いてくれてはるらしいです!
たぶん、全国紙だと思う、とのこと。
ご連絡いただいたときにはほんとたまげましたが、なんだかほんと、楽しんでもらえたようで、それが何よりうれしいのでした。(といいつつ、しっかりサインいただきましたが!)
動くのほんと大事!
次は京都展 @efish(京都/五条)が4/17(土)〜25(日)まで。
ちなみに、今回の柄で今、切絵の扇子を作ってもらってたりします。鳥さんと、蓮の扇子。東京前にこちらも出来ていたら。。。!とかなり思いますが、思いついたのが、東京展に遊びに来てくれた専務のおかげなのである意味しかたない。
仕事含めて、ひとまずがんばらねば!