
会社員時代、上海に出張に行ったことがあったのです。
未だに仕事だろうとどこかへ行く、ということにウキウキする方なので、それはそれは楽しかったのだけども。
中でもずっと記憶に残っているのが中国茶のこと。
仕事のことじゃなくて、というのがなんだか申し訳ないのだけど、あるメーカーさんに行った時に出された中国茶がすごくおいしかったのです。
日本みたいに急須で入れるんじゃなくて、カップに直接葉が入っていて、そこに注がれたお茶を飲むカタチだったのだけど、そのときのお茶が緑茶で、ほのかに甘くてすごく好みな味で。
葉の形状が少し不思議なカタチだったのは覚えていたのだけど、その後中国茶を手に入れる機会がある度に、人に頼んだり自分で買ったりしてたのに、なんだかちょっとずつちがう。
それが、ほぼ日ストアの「簡さんのお茶」をみたとたん、ずっと忘れてたのに「これこれこれ!!」ということに気付いたのでした。
中国緑茶の中でも龍井(ろんじん)というタイプだったみたい。
残念ながらほぼ日のは気付くと売り切れていたのだけど、その後ネットで探して購入してみたものが無事本日届いてみたら、確かにこれこれ!
写真のように葉がお湯を含むと下に沈むので、意外と飲みにくいこともなく、何膳か繰り返し飲めるので忙しい時にも便利。
アトリエ仕事、飲むものだけはいろんな種類を揃えているのだけど、これも常備仲間になりそうです。
それにしても、考えてみたらここに至るまで10年近い歳月が経ってたことにもびっくりなのでした。